車を買い換えたら、すぐに保険会社へ連絡をしましょう。
自動車保険の補償対象になるのは、保険証券に登録してある車のみです。
車を変更をしなかった場合は一切の補償が受けられなくなってしまい、保険がない状態で車に乗っているのと同じです。
車を乗り換えたらすぐ保険会社に連絡!
車の「入れ替え」をしないと保険が適用されなくなります
それはかれこれ6年前のこと。それまで乗っていた車から新しい車に買い替えました。
そのとき、車の乗り換えをしたら、今まで入っていた自動車保険ってどうなるのかな?手続きは面倒くさいのかな…等級は引き継げるのかな?…と、疑問がたくさんありました。
そのとき私が車の乗り換え時の自動車保険について調べ、まとめたものを掲載しています。
車を買い換えたとき、すぐに手続きしないと補償の対象にならない
車を買い換えたら、すぐに保険会社へ連絡をしましょう。
自動車保険の補償対象になるのは、保険証券に登録してある車のみです。
車を変更をしなかった場合は一切の補償が受けられなくなってしまい、保険がない状態で車に乗っているのと同じです。
補償の対象になる車を変更することを「車両入替」といいます。
新しく車を購入した際や人から車を譲ってもらった時に、車両入替の手続きを行います。
手続きは保険会社に連絡をいれ、保険証券に記載されている契約車両を変更するだけです。
車の乗り換え時に行う車両入替には一定の条件があります
車両入替えの際、車の所有者と車の種類について条件があります。
自家用車であれば大抵の場合が入れ替え可能ですが、上記のような一定の条件があります。
この条件を満たさない車に乗り換える場合には自動車保険を契約し直すことになります。
必要な書類は「新しい車の車検証」のみ。納車予定日を確認しておくこと
手続きに必要な書類は、「新しい車の車検証」だけです(車検証はコピーでもOK)。
自動車の購入店に自動車保険への加入手続きを任せている場合、購入店で車両入れ替え手続きを済ませてくれることもあります。購入店に確認しておきましょう。
手続きの際に保険会社に車の納車日を聞かれますので、納車日も確認しておきます。
一般的に上記流れで手続きを行います。手続き方法は代理店型でも通販型でも同じです。
手続きが完了する前に事故にあったときに保険が適用されない場合があるので、車両入替の手続きは新しい車の納車前に済ませておくのがポイントです。
車両入替手続きには、猶予が30日間あります
自動車保険には契約の時に自動的についている「被保険自動車の入替における自動担保特約」があります。
車検証が自分のものになった日の翌日から数えて30日以内であれば、納車後でも車両入替の手続きができます。
補償はされるけど、古い車の時の補償内容でしか保険が下りない。
万が一事故を起こしてしまった場合は、猶予期間内の30日以内であれば加入している保険は適用されます。
その場合は古い車・新しい車のどちらで事故を起こしても保険が適用されますが、補償内容は古い車の時の補償内容が適用されます。
例えば今までの車が車両保険を付けていなかった場合、新しい車の修理代は車両保険未加入なので出ません。
あくまでも一例ですが、こういった自分が不利になる状況にならないように、事故には注意して、早めに手続きを済ませておきましょう。
車を運転したい日までに車の名義変更を先に済ませて、車両入替手続きをする
ディーラーで車を買うのではなく、個人間で車を譲渡した場合は車の名義変更を先に済ませます。
保険会社は名義変更がされたことで「納車」と判断しますので、保険会社に提出する車検証の名義が自分になっていないと車両入替の手続きができません。
車の名義変更は、車庫証明や印鑑証明、譲渡証明書など必要な書類が多く、集めに行く場所も警察署や役所など場所が違います。その後陸運局へ手続きに行くので手間が掛かります。
自分が車を運転したいと思う日までも車の名義変更を先に済ませ、車検証を用意しておき、保険会社へ車両入替の旨を連絡します。
車を乗り換える時は、自動車保険の車両入替手続きをします。忘れると新しい車に保険が適用されません。
私が以前車を新しくしたとき、「乗り換えをきっかけに保険会社も変える」か、「保険会社は変えずに車両を入れ替える」か迷いました。
見直しをするのは良いことですが、それぞれメリット・デメリットがあったので記録として残しておきます。
満期前に保険会社を乗り換えるとデメリットの方が多い
満期前に保険会社の乗り換えをする場合、懸念点が多いので注意が必要です。
メリット | ・今よりも安い保険に変えられる ・今までの等級も引き継げる |
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デメリット | ・還付金が減額されて戻ってくる ・次の等級に上がる期日がズレる(遅くなる) ・事故を起こした後に保険を乗り換えたら保険料が上がる |
車を買い換えたタイミングで保険を乗り換えると買い換えた車の車種や年式で新たに保険を契約し直すことになるので、今よりも安い保険を探して加入することが出来ます。
さらに今まで持っていた等級を引き継いでの乗り換えも可能なため、以前の保険よりも等級の更新が早く進みます。
ただ、その一方で何よりまたイチから加入手続きの手間が掛かること、満期前の解約となる場合戻ってくる保険料は減額されてしまうことがデメリットとして挙げられます。
さらに契約をし直したことで、次の等級アップまでの期日が遅くなってしまいます。等級が上がるほど保険料は安くなるので、結局保険料が安くなるのか高くなるのか?という試算が必要になってきます。
また、事故を起こした後に保険会社を乗り換えると等級がダウンするまでの期間が早くなり、すぐに3等級ダウンになるなど保険料に影響が出る事態になります。
自動車保険会社を変えるときは満期の時点で買えるのが一番なので、本当に満期前のタイミングで変えることが節約につながるのか、慎重な試算を心がけましょう。
通常の車両入替手続き。なるべく早く手続きをしておくべし
満期前に保険会社を変えずに車を乗り換える場合は、車両入替をします。
メリット | ・保険会社は変わらないので手続きはスムーズ ・親族間での車の譲渡であれば高い等級を引き継ぐことができる |
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デメリット | ・納車前に手続きを済ませていないと、万が一の事故の時に補償されないことがある |
保険が満期を迎える前に車を乗り換えた場合は車両入替の手続きをするだけなので、新しい車の車検証と納車日の確認のみで手続きは済みます。
車を親族間で譲渡した場合の車両入替では等級の引継ぎも可能なため、保険料が安くなります。
車両入替の手続き完了前に事故を起こした時は保険がおりず、自費で費用を支払うことになります。早めの手続きを心がけましょう。
車を乗り換えても等級はそのまま引き継ぐことができます
車を買い換えたとき、保険の変更をするともしかして等級が引き継がれないのでは?と思う人も多いのですが、等級は引継ぎできます。
ただし、等級が引き継げない場合があったり、親族間の車の譲渡の場合条件があります。
以下の場合は等級が引き継がれません。
古い車が手元に残っていて保険を掛けたままで新しい車を買った場合には、乗り換えではなく、「2台目」として購入したことになるので古い車からの等級を引き継ぐことはできません。
また、個人間の譲渡などで車の所有者が変わってしまう場合は等級の引継ぎはできません。ただし、親族間での譲渡など一部の条件では等級を引き継ぐことができます。(後ほど詳細説明)
さらに新しく乗り換える車の種類が自家用車ではなくなる場合、車両入替そのものが出来ないため等級の引継ぎもできません。
個人間の車の譲渡では等級を引継ぐことができませんが、親族間であれば可能です。
上記のとおり、「同居している家族で車を譲り合ったのなら等級の引継ぎがOK」ということです。
高い等級を持っている場合は等級を引継ぐと保険料を抑えられます。親から子へ車を譲渡する場合は等級の引継ぎをしましょう。
事故で保険を使うと後の保険料が上がることに注意!
事故を起こしたり、事故に遭って車を買い替えないと乗れないという場合は、まず事故に遭った時点で保険会社に連絡を入れ保険を使うかどうかを決めます。
そしてその後、新しい車の購入意思があるかどうかを検討します。
保険を利用すると後々の保険料が上がること、等級が変わる(等級がダウンし保険料が上がる)ことも考えて車の乗り換えを考えてきましょう。
まずは、事故に遭った後、事故車を預けている業者に修理代の見積もりを出してもらうことから始めます。
原則として、この時に見積もりしてもらった「事故車の修理費用」が保険金で支払われる金額です。
車を買い替える場合には、車屋さんで買い替える車の見積もりも出してもらっておきます。
※事故車であっても車種によっては売却できる場合があるので、一旦買い取り業者に事故車の査定をしてもらっても◎。
保険会社に連絡を入れ、今後の保険料を把握しよう
見積もりを確認したら、再度保険会社に連絡を入れます。
この時に保険会社へ伝えることは2つ。
保険会社は事故車を預かっている業者が出した見積もりの金額が妥当かどうか?を確認するために、実際に車の現状を確認しに行きます。そのために事故車の保管場所を伝えなければいけません。
また、保険を使うと等級がダウンし保険料が上がります。それが例えもらい事故であっても、保険金を受け取れば等級が下がり保険料の増額に影響します。
年間どのくらいの増額になるのか、必ず確認しておきましょう。
車を購入後、通常の「車両入替」同様に手続きをする
事故に遭って保険会社に連絡をした時点で、保険会社では車を乗り換える可能性があることは判断しているはずなので、この後の手続きはそれほど手間もかからずに勧められます。
※事故処理や示談などが進んでいなかったとしても、車を購入して車両入替手続きができます。
再度事故に合った時に困らないように、新しい車の納車日が決まったら早めに車両入替の手続きをしておきましょう。
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