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自動車保険の団体加入は本当に得?~割引率とメリット~
自動車保険に個人で加入するか、会社で団体加入するか。どちらが得か実際に試算して調べてみました
勤務先の会社でまとめてみんなで自動車保険に加入する、"団体扱い"の制度。
一般的に「普通に個人で加入するよりも安くなるんだよね?」というイメージがあります。
団体保険は社員全員が強制的に加入するのではなく、入るか入らないかは自分で決められる任意加入となっています。会社の団体保険は利用せず、他の自動車保険に加入することもその人の自由。
でも、任意加入だからこそ「どっちに入ればいいの?ホントに団体保険のほうが得になるの?」と悩んでしまいますよね(;・∀・)
このページでは、団体保険のメリットとデメリット、さらに団体での自動車保険加入は本当に得なのか実際に試算してみました。
目次
自動車保険の団体割引とは
"10人以上がまとめて加入するから保険料を割り引きますよ"というのが団体加入のしくみです
大企業やそのグループ企業、公務員…etc.勤務先の福利厚生の一環として、会社が団体扱いの自動車保険加入を取り扱っていることがあります。
団体扱いとはどういうことかというと、企業など団体の従業員が10人以上まとめて保険へ加入する代わりに個人個人の保険料を安くしますよ~、という仕組みです。
保険料は月々の給与から天引きされたり、集金代行サービスを使った口座振替だったり…
法人(団体)でひとつに取りまとめ、保険会社へ入金されます。
団体割引が適用されるので個人契約するより安くなりますよ、というのが加入側に対して説明されるメリットで、割引率は20~30%、というのが一般的。その団体の損害率によって毎年変更されます。
家族も使える?加入の条件
契約者が勤務している本人なら、妻や子どもが運転する車も対象に◎
団体扱いで自動車保険に加入する場合、契約者は勤務している本人のみとなり、妻や夫・子どもの名義で契約することはできません。
ただ、記名被保険者(主に運転する人)については、同居している親族や別居の扶養親族に設定することができます。
記名被保険者の対象者
- 契約者
- 契約者の配偶者
- 契約者・配偶者の同居の親族
- 被保険者または配偶者の別居の扶養親族
つまり、契約者が勤務している本人なら、妻や子どもが運転する車も団体割引の恩恵を受けて自動車保険に加入することができる、ということです。
30%以上の割引も!団体加入での割引率
自動車保険に団体で加入する場合の割引率は企業によって異なり、各団体ごとに毎年割引率の見直しが行われます。
一般的な割引率は20%~30%。大企業の中には割引率が30%を超えることもあります。
社員数や会社の規模が小さいところでは5%程度と割引率は低くなります。
各団体の割引率(平成28年10月1日データ)
- NEXCOグループ 32.5%
- パナソニックグループ 30%
- 東京海上グループ 22.5%
団体で自動車保険に加入するメリット・デメリット
団体保険加入のメリットとデメリットをまとめました。
大手損保の保険料が個人よりも安くなり、継続忘れや保険料の支払い忘れもなくなるのがメリットです◎
メリット |
- 団体割引が受けられ、保険料が安くなる
- 保険料はお給料から天引き。入金忘れの心配がなく、契約の継続も確実に行える。
- 団体加入する自動車保険に加入しようと思っていた、又は加入していた人は、同じ契約内容で加入でき保険料も節約できる。
- 個人契約の月額払いより、団体契約の毎月の支払いの方が安い。
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デメリット |
- 事故を起こしたら会社に知られる(会社に関係ない事故でも知られてしまう)。
- 契約変更の際や事故のとき、会社の保険担当者の手を煩わせることになる。
- 保険料の支払いが2ヶ月後になるので支払いタイミングが分かりづらい。
- 給与天引きのため、一括払いやクレジットカード払いなどの支払い方法が選べない。
- 割引率が低いと加入するメリットをそこまで感じることができない。
- 割引率は毎年見直される。割引率が下がり、保険料が加入時より高くなる可能性もある。
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別居・退職、個人への移行と解約
仕事をやめたり、子どもが家を出たりしたらどうなるの?
解約したくなったら?
団体扱いで自動車保険に加入すると、保険料が安くなるのが魅力…でも、将来転職することもあるかもしれませんし、子どもが別居したりといった生活環境の変化もあることと思います。
そんな時どうなるのか、まとめてみました(*^^*)
子どもが別居した場合
記名被保険者と車両所有者の続柄に別居している人がいる場合、以下に該当する人は団体扱いの対象になりません。
- 別居の結婚しているお子さん
- 別居の扶養していない父母
- 別居の就職しているお子さん
契約者、又はその配偶者の別居の扶養親族については別居していても団体扱いの対象となります。
退職したらどうなるか
退職すると満期後、団体保険の契約はなくなるので個人での契約が必要になります
会社を退職したら団体保険の契約はなくなりますので、3つの方法のうちいずれかにより手続きする必要があります。
- 方法①.団体契約から一般契約に切り替える。
- 方法②.支払い方法が団体扱いの分割払いなら、満期までの残り回数を一括で支払いし保険期間終了まで契約を継続させる
- 方法③.一括払いの場合、保険期間終了まで契約を継続させる
定年退職の場合OB団体として割引が継承され、これまでの割引が引き続き適用される制度があります。
定年以外の退職の場合、契約が満期を迎えるまでは割引が適用されます。
団体から個人契約への移行
団体加入での自動車保険を解約して個人での契約に切り替えると、当然保険料は通常の個人契約と同じ保険料になります。
団体割引は受けられなくなり、団体扱いでの割引率が高ければ高かったほど保険料の差を実感することになります。
そのとき保有していた等級は、他社の自動車保険に乗り換えても引き継ぎぐことができます。
解約したいとき
解約は会社を通して行います。
海外に転勤になった、車通勤をやめた…等、車を手放すので保険を解約したい場合、中断証明書を利用することができます。
中断証明書を利用すればまた新たに車が必要になった場合、中断前の等級で自動車保険への加入を再開することができるので必ず申請を行いましょう。
中断証明書がないとまた再度6等級からのスタートとなってしまいます(;・∀・)
※中断前の契約に事故がある場合は、その事故件数に応じた等級及び事故有係数適用期間が適用されます
団体での加入は本当に得なのか?実際に試算してみました
団体加入で割引を受けられたとしても、ダイレクト損保の安さには敵いません
一般的に、企業で団体加入する自動車保険会社はあいおいニッセイ同和損保、東京海上日動、三井住友海上などの国内大手損保。
大手損保での自動車保険は保険料が高く、団体割引が適用されたとしてもインターネットから加入できるダイレクト損保には
敵わないのでは?…という疑問がうまれ、実際に調べてみました。
下記はあいおいニッセイ同和損害保険での自動車保険料の見積もりです。
| 月々保険料 | 年間保険料 |
一般保険料 | 8,610円 | 103,320円 |
【団体】30%割引 | 6,027円 | 72,324円 |
【団体】20%割引 | 6,888円 | 82,656円 |
【団体】10%割引 | 7,749円 | 92,988円 |
【団体】5%割引 | 8,180円 | 98,154円 |
【見積もり条件】日産リーフ(ZAA-AZE0)/17等級/通勤・通学使用/ブルー免許/本人・配偶者限定/12回払い/26歳以上補償/対人・対物賠償無制限/対物超過修理費用:あり/人身傷害:3000万円/人身傷害自律支援費用:あり/車両保険あり(一般補償360万円・免責金額:5-10万円)
団体割引は最大でも30%前後。大手損保での自動車保険は、30%の割引があったとしても年間保険料が7万円を超えることがわかります。
ではダイレクト損保にて、個人で自動車保険に加入した場合の保険料を見てみましょう↓↓↓
同じ条件でダイレクト損保にて見積もりをしてみると…
| 月払い | 一括払い |
イーデザイン損保 | 5,577円 (総支払額:66,924円) | 62,630円 |
団体加入で割引を受けられたとしても、ダイレクト損保の安さには敵いません
やはり思った通り、ダイレクト損保の保険料は団体割引が適用された大手損保の保険料より安く、団体で自動車保険に加入するよりもダイレクト損保へ個人で加入したほうが安い、という結果に。
ただ、安心面を考え"高くても大手損保の自動車保険に加入したい"という考えの方も多くいるかと思いますので、その場合は個人で加入するよりも団体扱いとして加入した方が安くなります。
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