本人限定特約の補償の対象となる人は、運転者本人だけです。
「運転者本人」とは「記名被保険者」のことで、契約している車を主に運転する人のことです。
保険料を支払っている契約者は父親・車検証に記載されている所有者は母親・主に運転する人は娘…という場合、本人限定にすると補償されるのは契約自動車をおもに運転する「記名被保険者」である娘だけ。
本人限定特約の補償対象となる人は、「所有者」や「契約者」ではなく「記名被保険者」となります。
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補償範囲を「本人限定」にして保険料を節約しよう!
うちは車を本人しか運転しないよ、ということであれば、補償範囲を本人のみに限定すれば自動車保険料が安くなります。
結婚した、子どもが免許を取った、子どもが独立した…etc.
月日の経過と共に運転範囲は変わっていきます。その時の状況によって保険を見直せば無駄を省くことができ、保険料の節約にも繋がります。
このページでは、運転者を本人に限定した場合の割引率と他の限定条件との保険料比較を掲載。どのくらい保険料に差があるのか調べてみました。
車を主に運転する「記名被保険者」のみ補償対象になります
本人限定特約の補償の対象となる人は、運転者本人だけです。
「運転者本人」とは「記名被保険者」のことで、契約している車を主に運転する人のことです。
保険料を支払っている契約者は父親・車検証に記載されている所有者は母親・主に運転する人は娘…という場合、本人限定にすると補償されるのは契約自動車をおもに運転する「記名被保険者」である娘だけ。
本人限定特約の補償対象となる人は、「所有者」や「契約者」ではなく「記名被保険者」となります。
運転者の範囲の限定には、本人限定の他に「家族限定」と「配偶者限定」があります。
保険料の安い順は以下のようになります。
本人限定 < 配偶者限定 < 家族限定
運転者本人だけが補償の対象となる「本人限定特約」が最安。補償の対象人数が狭くなればなるほど、保険料もその分安くなります。
本人限定の割引率は各社7%程度。限定なしと比較すると年間3千円以上の保険料差があります
本人限定 | 7%割引 |
---|---|
配偶者限定 | 6%割引 |
家族限定 | 1%割引 |
範囲を限定しない | 割引なし |
上記はソニー損保の割引率です。これを具体的な保険料に直して、家族限定・配偶者限定との保険料差を見てみましょう↓
【見積もり条件】
セレナ(GNC27)/家庭用/5,000キロ以下/32歳/ブルー免許/車両保険無/対人・対物無制限/人身傷害3,000万円(車内のみ補償)/家族の最小年齢23歳
本人限定 | 40,330円/年 |
---|---|
配偶者限定 | 40,780円/年 |
家族限定 | 43,450円/年 |
範囲を限定しない | 43,910円/年 |
配偶者限定との差は微々たるものですが、範囲を限定しなかった場合と比較してみると、補償範囲を運転者本人に限定するだけで年間3千円以上の節約になります。
家族限定と本人限定の差ですが、実際は数万円単位で保険料が変わることが多いです。というのも、家族限定にしている場合一般的に年齢条件も引き下がり、21歳以上補償・26歳以上補償に設定している場合がほとんど(子どもの年齢に合わせるから)。
上記見積りでは全て30歳以上補償で算出しているため、実際には家族限定と本人限定の保険料差は4,5万円変わってきます。
今回の見積条件の場合、家族限定を21歳補償としたときの保険料は96,410円で、本人限定との差は56,080円でした。
記名被保険者以外が起こした事故による損害は一切補償されません
本人限定特約で契約している車を他人に運転させたとき、又は本人限定特約で契約されている友人(他人)の車を運転中に事故が起きた場合は、補償の対象外となります。
本人限定特約は運転者を限定することにより保険料を割り引きますよ、という仕組みなので、記名被保険者以外の人が運転中に起こった事故による損害の補償は一切受けることができません。
事故が起きる前に、他人の車を運転する際は任意保険の内容をよく確認しておく必要があります。
どうしても運転しなければならない・運転してもらわなければならない理由がある、という場合は1日単位で入れる短期間の自動車保険に加入する、という解決策があります。
※短期間の自動車保険について詳しくはこちら→【短期間の自動車保険】1日保険・ドライバー保険と短期率を用いた返戻金の計算方法
その車の保険内容を本人限定→限定なしに変えるという方法もありますが(詳しくはこちら)、保険料がかなり変わってくるのでおすすめしません。
賠償責任があるのは事故を起こした張本人です。友達や子どもに「車を運転させて」と頼まれたときは、「この車は本人限定で保険に入っているから事故の補償がないし私も責任が負えないけど、何かあったときにお金払える?」と問いかけをし、キッパリと断るのが正しい判断です。
自動車を取り扱う業者には、業者専用の自動車保険があります。
代行業者に車を運転してもらっている最中に起きた事故については、業者がきちんと業者専用自動車保険に加入しているので心配は必要ありません。
自分の自動車保険に特約をつけて備えることもできます
「他車運転危険補償特約」は、臨時に運転した「他人の車」で事故を起こしてしまった場合に保険金が支払われる特約です。
他人の車で事故を起こしてしまった時に、他人の保険を使わずに自分の保険を使って補償を受けることができます。
他人の車で事故を起こした際に他人の保険を使うと等級が下がってしまいますが、この特約に加入していれば迷惑がかかりません
あくまで「臨時に」借りて使用するときのリスクに備えたものなので、臨時に借りた友人の車・修理工場から修理期間だけに借りた代車などが補償の対象で、常に運転する場合や家族の車は対象外となります。
1日だけ変更したい、数日間だけ変えたいときは電話して契約変更すればいいのかな?
友達が1日保険とか面倒だから~と言って自分自身での加入に応じてくれない場合、期間限定で本人限定を解除できないだろうか?…とやっぱりなりますよね^^;
保険会社に連絡し変更の手続きをすれば、当然本人限定は解除できます。その際に「限定なし」にすれば家族や友人・知人も補償の対象になります。
ただ、「○月○日~○月○日」というように期間指定が出来ず、「○月○日から内容を変更します」という形になります。本人限定に戻す際にはまた保険会社に連絡しなければなりません。
更に保険料は当然上がるので、1番いいのはやはり運転させる他人・友達が自分自身で保険に加入してくれることです。
本人しか運転しないときは、必ずこの特約をつけておこう
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25,420円安くなりました
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